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執筆者の写真Nakayama Siphonist

Siphonist と Syphonist の違いとは!

今回は、SIPHONIST と SYPHONIST の違いのお話!

皆さんこんにちは。THE SYPHONIST の中山です。


さて、タイトルにあるふたつの文字、どこが違うか気づいていますか(笑)

そう、ふたつ目の文字が「I(アイ)」か「Y(ワイ)」の違いです。



SIPHONIST ・ SYPHONIST



そもそも「サイフォニスト」とは。

日本スペシャルティコーヒー協会 が主催する競技会の中で初期の頃から開催されてきたのが、サイフォンとエスプレッソの競技会です。競技会は「Japan Barista Championship(JBC:ジャパン バリスタ チャンピオンシップ)」の「エスプレッソ部門」と「サイフォン部門」の2部門で開催されており、どちらもJBCでした。2008年からこの両部門が別々の競技会として独立することとなり、エスプレッソ部門はそのままJBCに、サイフォン部門はこれを機に「Siphonist(サイフォニスト)」と命名され「Japan Siphonist Championship(JSC:ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ)」を名乗ることとなりました。「サイフォニスト」は、このとき日本で名付けられた呼び名で、それが世界へ広がり、その意味では正しいサイフォニストのスペルは「SIPHONIST(ふた文字目が(I アイ)」です。



Siphon と Syphon ふたつのスペルがある。

「サイフォン」のスペルには「Siphon」 と「Syphon」のふたつがあります。

Siphonはイギリス英語ですが、どちらのスペルも世界中で広く使われており、間違いではありません。

また、日本語においては、「サイフォン」と「サイホン」のふたつの呼び名があります。テレビなど公の場では「サイホン」に統一し常用されることがほとんどです。これも、どちらも間違いではありません。

しかし、サイフォンコーヒーのプロフェッショナルを示す言葉は「サイフォニスト(Siphonist)」であり「サイホニスト」でも「Syphonist」でもありません。なぜなら、競技会でオフィシャルに使用されているのが「サイフォニスト(Siphonist)」だからです。





なぜ THE SYPHONIST なのか。

私が新たにはじめたサイフォンの事業名「THE SYPHONIST」は、競技会が名乗る「SIPHONIST」とは異なります。

つまり、ふた文字目が「Y(ワイ)」の「SYPHONIST」を意図して使用しています。


「SIPHONIST」は、コーヒーのプロフェッショナル。

だから私は、コーヒーのプロとしての立場でいえば「SIPHONIST CHAMPION」です(アイのほう)。

しかし私が、新たな事業で目指しているのは「SYPHONIST」です(ワイのほう)。

私の事業では、コーヒーの枠を超えて、サイフォンがお茶や出汁やその他の食の分野と、食以外にも文化や暮らしや芸術や過ごし方まで領域を広げ、広くその価値を発揮し活躍の場を広げることを目指しています。つまりサイフォンの新たな未来を築いていくことが使命です。そして、コーヒーは当然のことながら、サイフォンを通じてそれをプロデュース・クリエイティブできるプロを " 未来のサイフォニスト " だと位置付けているからです。




ABCDEFGH I JKLMNOPQRSTUVWX Y Z

「I」は、アルファベットの真ん中手前。

「Y」はずっとその先にある。



「I(アイ)」よりずっとその先にある「Y(ワイ)」は、果てしなく未来に位置します。

サイフォンコーヒーのプロフェッショナル「SIPHONIST」のずっとその先にある、真のサイフォンのプロフェッショナル「SYPHONIST」、その思いと意味付けから「THE SYPHONIST」は「Y(ワイ)」のスペルの「SYPHONIST」を使っています。



だから私は、

SIPHONIST CHAMPION であり、THE SYPHONIST の SYPHONIST です。

↑ この意味、ようやく理解できたかな(笑)



実は「中山さんはなぜ SYPHONISTなんですか?」と、そのスペルの違いを質問してくださった方が3名おられました。本当に細かいところまで見ていてくださる方がいるものだと、感激しました。ありがとうございます。


ということで、私が歩んでいく、サイフォンとサイフォニストの未来像「SYPHONIST」の活動をこれからもよろしくお願い申し上げます。


※ SYPHONIST の意味は、私個人が込めた思いです。


THE SYPHONIST


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